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NYのタイムズスクエアのカウントダウン!覚えておけば役立つ英語フレーズと注意点

大みそかの夜はカウントダウンをして新年を迎える人も多いのでは?
日本では除夜の鐘の音を聞いて初詣に行くのが古くから見られる光景ですが、近年はニューヨークのタイムズスクエアで行われる年越しカウントダウンのような華やかなイベントも増えています。
今回は、タイムズスクエアの年越しカウントダウンに参加するときの注意点や覚えておきたい英語フレーズをご紹介します。
ニューヨークのタイムズスクエアの年越しカウントダウンとは?
110年以上続く、ニューヨークの年末を彩る恒例行事

ブロードウェイ・ミュージカルの劇場が多数点在するニューヨーク随一の繁華街、タイムズスクエアで開催されるこの年越しイベントの歴史は古く、1904年から続いています。
新聞社のニューヨーク・タイムズの本社として当時完成したばかりの高さ約111mの超高層ビル、ワン・タイムズスクエア(One Times Square)で花火を打ち上げて新年を祝ったのが始まりです。
人目をさらに引くため、1908年(1907年12月31日)にビルの屋根の旗ざおに、ライトアップできらめく巨大なボールを落としたのが、名物のニューイヤーズ・イブ・ボール(New Year's Eve ball)のボール・ドロップ(ball drop)の始まりです。
現在のボールは直径約3.7m。
一つひとつ彫刻された2688枚のクリスタルと3万2256個のLEDであしらわれた華やかなもので、12月31日は18時ごろに点灯されます。
この頃から、さまざまなパフォーマンスが始まったり、スポンサーからカウントダウン・グッズが配られたりと、盛り上がってきます。
例年20時ごろからライブステージが始まり、大物アーティストも毎年登場。
誰が参加するかは12月中旬ごろオフィシャルサイト(下記)から発表されるそうなので、ぜひチェックしてみてください!
そして、23時59分、ニューイヤーズ・イブ・ボールが60秒のカウントダウンとともに、旗ざおを伝ってゆっくりと降りてきて、1月1日0時ちょうどに周辺のビルから約1トンもの大量の紙吹雪が舞い、花火が上がります。
「ハッピーニューイヤー」の言葉とともに、会場はお祝いムードに包まれ盛り上がります。
年越しカウントダウンは恒例のイベントですが、新年を迎える瞬間は同じではありません。毎年、違う感動を生みだしますのでぜひ体感してみてください。
カウントダウン参加に関する準備と注意点
タイムズスクエアのカウントダウンは、無料なので誰でも参加できます。
そのため、全世界から約100万人もの人がやってきます。
ボール・ドロップやアーティストのライブを見るためには、昼ごろから場所を確保するのがオススメです。
数々の決まり事もしっかり頭に入れて、万全の準備で挑みましょう。
※記載の内容は、2017年10月現在の情報です。
(1)入場は早めに!バリケードの入り口は6番街か8番街
12月31日は、午前中からバリケードが設置され始めます。
早い人は午前中からバリケード内に入り始めるので、良い場所からボール・ドロップやライブを見たいなら昼までに入っておくのがベターです。
バリケードの入り口は、6番街と8番街の2カ所です。
(2)ベストポジションは43~47丁目
ボール・ドロップをしっかりと見たいなら、ワン・タイムズスクエアのある43丁目にできるだけ近い場所で待ちましょう。
アーティストが出演するステージが設置されるのは46丁目あたりなので、43~47丁目がベストポジションです。
(3)バリケード内に入ると出られない
基本的に、いったんバリケード内に入ると出ることができません。
そして14時以降はバリケード内に入ることもできなくなります。
良いポジションを取るため、早めに出掛ける人が多いようです。
寒い中、半日以上も屋外で過ごすことになるため、前日はしっかり寝て暖かくして出掛けるなど体調管理にも気を付けておきましょう。
(4)バリケード内にはトイレやレストランはない
カウントダウンは、タイムズスクエアの周りの道路や歩道などが会場になるので、バリケード内にレストランはありません。
飲み物や携帯食などを持参しましょう。
なお、トイレもありませんので飲み過ぎたり、食べ過ぎたりしないように気を付けましょう。
アメリカは路上など屋外の公共の場で、お酒を飲むことは法律で禁止されています。
アルコールを持ち込まないように注意しましょう。
(5)リュックサックやイスの持ち込み禁止
テロ対策からリュックサックなどの大きな荷物はNGです。
また、携帯用のイスの持ち込みも禁止です。地面に座ることになりますので、レジャーシートや新聞紙があると良いかもしれません。
待ち時間が長いので、スマホやタブレットに、動画や音楽、書籍を入れておくと時間つぶしに役立つでしょう。
(6)しっかり防寒!
冬のニューヨークは寒さが厳しく、年末の深夜ともなれば氷点下になることもあるそうです。
防寒性の高いダウンコートやスノーブーツでしっかり寒さ対策をして出掛けましょう。
カイロも忘れないようにしたいですね。
カウントダウンで覚えておきたい英語フレーズ
道を教えてもらうときのフレーズ

タイムズスクエアはセントラルパークの南側、マンハッタンの真ん中あたりのミッドタウンと呼ばれるエリアにあります。
とても有名なので、聞けば道を教えてもらえることがほとんどでしょう。
道を聞くときに役立つフレーズを紹介します。
日本でも人にたずねる際「すみません」と声をかけるのと同様、海外でもそれがエチケットです。
まずは、"Excuse me."と言いましょう。
バリケードから出るとき警官にかけるフレーズ
当日は、タイムズスクエアがある43丁目あたりからバリケードが設置されます。
そして一定の人数になるとバリケードを封鎖して、新たなブロックが作られます。
人が集まってくるにしたがい順にバリケードで封鎖されていきますので、いったん外に出ると再入場はできません。
体調を崩すなど、やむを得ずバリケードから外に出る場合もあるかと思います。
その際は警備している警官などに声をかけて外に出ましょう。
トイレを借りるときのフレーズ
バリケードに入る前はタイムズスクエア近隣にあるレストランやカフェ、商業施設に出入りができます。
トイレの場所を聞いたり借りたりするシチュエーションはよくありますので、覚えておくと便利です。
日本ではトイレと言いますが、アメリカでお店や施設にあるトイレを聞く場合は、"restroom"を使いましょう。