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レンタカーを使って海外旅行を満喫しよう!外国で楽しくドライブするためにおさえておきたいポイント9選

どこまでも広がる青空の下、日本とは規模の違うハイウエーをオープンカーで駆け抜ける…なんて憧れたことはありませんか?
海外旅行先で、車で自由に移動できたらより解放された時間を過ごせそうですよね。
また海外では、行き先によっては公共交通機関が発達しておらず、車での移動が不可欠になることも。
バスや電車での移動も便利ですが、レンタカーを借りて移動やドライブを楽しんでみてはいかがでしょう?
今回は国際免許証の取得方法やレンタカーの借り方、事故など万が一のトラブル対処法など、海外でドライブするときに覚えておきたいポイントをまとめてみました!
国際免許証って必要?日本を出発する前に確認すべきこと
国際免許証が必要な国&取得方法をご紹介

日本の運転免許証は基本的に日本国内でしか車を運転することができないので、海外で運転するためには国際免許証を取得する必要があります。
国際免許証とは、ジュネーブ条約に加盟している国々で使用できる運転免許証のことです。
まずは、国際免許証が有効な国と取得方法を知りましょう。
ポイント.1国際免許証が有効な国の一例
【アジア】
インド、大韓民国、カンボジアなど
【大洋州】
オーストラリア、ニュージーランド、フィジーなど
【ヨーロッパ】
イタリア、オーストリア、オランダ、イギリス、スウェーデン、スペイン、フランスなど
【北・南アメリカ】
アメリカ、カナダ、キューバ、アルゼンチンなど
上記は、ほんの一例ですが、国際免許証で運転が可能な国は世界中で80カ国以上あります。
自分の行きたい国は大丈夫?と気になったら、インターネットなどで国際免許証が有効な国を調べてみましょう!
ポイント.2国際免許証の取得方法をチェック
国際免許証は日本の免許証を所持していて、渡航する予定があれば誰でも取得可能。
ただ、申請にはパスポートなどの渡航を証明する書類が必要で、渡航予定がないのに「とりあえず持っておきたい」という人には発行されないので注意してください。
取得場所は、各地の免許更新場所です。取得に必要なものは、所有の免許証/パスポート/写真1枚(縦5cm×横4cm)でOK。
申請手数料は都道府県で異なるので、申請前に必ず住民票所在地にある運転免許センターなどにお問い合わせくださいね。
基本のルールを知って海外でレンタカーの借り出しにトライ!
旅行スケジュールに添ったレンタカープランを考えよう

海外でも日本と同様に、どの場所でレンタカーを借りて、どこで返却できるのかは、レンタカー会社ごとに異なります。
まずは旅行プランを組んで、借り出しと返却場所を決めてからレンタカー会社を決定しましょう。
ポイント.3レンタカーの予約は日本国内が安心
レンタカーの予約は日本でした方が、保険もセットで用意されているプランも多いので安心です。
予約の際には保険が付帯されているか?返却時にガソリンを満タンにする必要はあるのか?乗り捨て条件などの確認もお忘れなく。
ポイント.4レンタカー付帯保険を必ず確認しよう
海外でも大手レンタカー会社では自動車損害賠償保険が料金に含まれていることが基本。
保険のセット内容をプラン選択時に必ず確認しましょう。
また、対人・対物保険などが十分ではない場合は、日本でいう任意保険にも加入しておくことが望ましいです。
事前に調べておきたい!日本とは違う交通ルールと運転マナー
現地でのドライブマナーとトラブル対処法を確認

日本では当たり前に思われている「踏切の一時停止」も、行く国によっては当たり前ではないことも。
また、どれだけ細心の注意を払っていてもトラブルが起こる可能性はゼロではありません。
そんなときの対処法も事前に知っておけば、いざというときにパニックにならずに済みますよ。
ポイント.5まず「右側通行」に慣れることが大切
海外で運転する際に日本人にとって大きな壁となるのが「右側通行」ですよね。
直線道路で間違える人は少ないと思いますが、左折するときに反対車線に飛び込みそうになりがちなので要注意です。
ポイント.6国によって異なる制限速度を要チェック
車の制限速度は国によって異なりますが、ヨーロッパでは町や村に入ったときの制限速度は40km~60kmで、日本の一般的な感覚と比較して制限速度に厳しい国が多いので要注意です。
例えば速度取り締まりが極めて厳しいことで有名なスイスでは、町中の至る所に速度違反取り締まり写真機が設置されており、時速3キロオーバーでも引っかかることがあります。
罰則も厳しく、免停や十数万円の罰金もまれではありませんので制限速度は守りましょう。
ポイント.7運転中に車のトラブルが起きたら?
高速道路などで、例えばタイヤのパンクのトラブルが起きたら、ハザードランプをつけて路肩に停車して発炎筒などで合図を出すのは日本と同じです。
その後は、基本的にはレンタカー各社の24時間ロードサービスを利用することになると思いますので、電話番号をメモ書きしておくなど、すぐに電話をかけられるようにしておきましょう。
ポイント.8交通事故に遭ってしまった場合
警察を呼ぶことが基本ですが、 必ずレンタカー会社へも連絡を入れてください。
保険会社への連絡は、レンタカー会社の指示に従って行うとスムーズです。
また、冷静に事故相手の名前や電話番号、住所、勤務先、ナンバープレート、車種や車の色、保険会社名と保険証券番号などを控えましょう。
ポイント.9トラブルや事故の際は日本語サポートが便利
現地の言葉に自信がなければ、誤解を防ぐためにも保険会社の日本語サポートを利用することもオススメ。
一般的に24時間対応してくれますし、事故以外に病気になった際は、医療費の自己負担免除や病院の紹介など、保険会社によって手厚いサポートもありますので旅行前に加入しておきましょう。
とにかく大切なのは、まずはその国の基本的な交通マナーを守るということ。そして、何が起きても冷静に対処するということです。