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シニア留学で人気上昇中のセブ島って?オススメの理由は?

近年は、シニア留学が増えていて、アメリカやイギリスなどの定番国だけでなく、アジアの国々も留学先として選ばれています。
中でも、フィリピンのセブ島は、リゾート地でありながら、大学や語学学校などが多く教育面でも充実していて、たくさんの日本人が留学しています。
マンツーマンで学べる語学学校が中心なので、セブ島は英会話の初心者にもオススメの場所です。
セブ島ってどんなところ?
観光だけでなく留学先としても注目を集めるセブ島
「そもそもどうしてフィリピンで英語を?」という疑問を持つ人もいるかもしれませんが、フィリピンでは母語以外に公用語として英語が採用されており、英語を話す人の割合が高い国の1つです。
今回ご紹介するのはセブ州の州都・セブ市で、リゾート地として知られるセブ島にあります。
セブ島はフィリピン中部に位置し、セブ島とその周辺のいくつかの島でセブ州を形成しています。
セブ島の中心地セブ市は教育機関が充実

セブ島の中心部にあるセブ市には、総合、単科大学が合わせて30校あり、また語学学校の数も豊富で教育施設が充実しています。
島全体の英語普及率が高いため、日本のほか海外の企業が進出し、ITパークと呼ばれるビジネスエリアや駐在員などが住む高級住宅街が誕生し、仕事や語学留学で滞在する日本人も増えています。
セブ市は主に州庁舎やオフィス、ショッピングモールなどが立ち並ぶアップタウン・エリアと、フィリピン最古のサント・ニーニョ教会など歴史的な建物があるダウンタウン・エリアに分かれています。
また、スキューバダイビングのスポットとして人気があるのはセブ島に隣接するマクタン島で、セブ島とは2本の橋でつながっています。
マクタン島にはリゾートホテルがたくさんあり、世界各国から訪れる観光客でにぎわっています。
セブ島の気候と治安について
平均気温は26〜27度、ベストシーズンは乾期の1月~5月
セブ島は年間平均気温が26~27度で、1年を通して半袖やハーフパンツなど夏の装いで過ごすことができます。
熱帯性気候のセブ島には雨期と乾期があり、雨期は6月~12月、乾期は1月~5月頃です。
雨期には、集中的に激しく雨が降るスコールが発生しますが、1日中雨が降り続けるということはほとんどありません。
乾期になると、ほとんど雨が降らず海も穏やかなので、スキューバダイビングやアイランドホッピングなどのアクティビティを楽しむことができます。
乾期の1月~5月頃が、セブ島ではベストシーズンにあたります。
なお、時折アジアの国々に大きな被害をもたらす台風は8~10月頃にかけて多発しますが、フィリピンの首都マニラを通るものがほとんどでセブ島にやってくるものはそれほど多くありません。
セブ島はフィリピン国内で治安の良い地域の一つ
セブ島の治安について心配する人も多いかと思いますが、セブ市内の大学やショッピングモール、ITパークがあるアップタウンは比較的安全なエリアです。
ただし、夜の街へひとりで出掛けるといった行動は、セブ島に限らず海外ではオススメできません。
安全といわれるエリアでも、日本と同じような治安を期待することはできません。
昼間でもスリの被害に遭う可能性があるので、街を歩くときは気を付けるようにしましょう。
セブ島留学のメリット
授業料と宿泊費がセットで生活費も安い
セブ島にある語学学校は宿泊施設を完備している学校がほとんどで、授業料と宿泊費、食事代がセットで予算は1カ月8万円~10万円程度です。
そして、授業はマンツーマンが中心で、じっくりと英会話を学ぶことができます。
関連情報:明るくフレンドリーな国民性。リーズナブルな費用でマンツーマンレッスンが充実。
マンツーマンの授業を受けられる上に宿泊費や食事代がセット。
それ以外の生活費も週末にアクティビティを楽しんだとしても月に2万円~5万円程度で過ごすことができるので、英米留学のおよそ3分の1の費用で抑えることができます。
日本から近く時差が1時間のため、生活のリズムが維持できる
セブ島は日本から最も近い東南アジアの国で、東京・大阪・名古屋から直行便が運航していて約5時間で到着します。
移動に10数時間を費やす欧米に比べると、飛行機に乗る時間が短いので体調面への不安も軽減されます。
また、セブ島と日本の時差は1時間で、例えばセブ島が午後7時のとき日本は午後8時です。
生活リズムはほぼ変わらないので、時差を気にせず日本の家族や友人に連絡を取ることができます。
日本と変わらない時間感覚で過ごせるのは体調管理の上でも大きなメリットです。
時差で体内時計が乱れる心配が少ないので、現地の生活にスムーズになじむことができます。
日本人向けのサービスが充実している

セブ市には日系企業が進出し、セブ島を訪れる日本人が多いため日本料理レストランが数多くあります。
また、ジャパニーズ・ヘルプデスクを備えた診療所などがあり、日本語でサポートを受けることができます。
日本人向けに現地の情報を発信するウェブサイトがあるほか、フリーペーパーもレストランなどに配布されているので、アクティビティやグルメ、リゾートなどさまざまな情報を得ることができるのも魅力です。