徹底調査！エアライン業界への就職が本当に有利になるの？ECCエアライン学院で学ぶメリットや実績は？

皆さんこんにちは！フォリラン編集部です。
フォリラン編集部が今回調査するのはECCエアライン学院です。
就職希望先として変わらぬ人気を保ち続けるエアライン業界。
近年では女性パイロットや社会人採用など、性別やキャリアの枠を超えた新たな採用スタイルへと進化しています。
そんなエアライン業界の進化にも対応した確かなカリキュラムを基に、高い合格実績を保ち続ける秘訣やエアライン志望者にとってのメリットを聞いてきました！

フォリラン編集部: 今回はECCエアライン学院について皆さんの疑問などについて徹底調査します！

加賀野井　道子氏（ECCエアライン学院講師）: 元・全日本空輸（株）チーフ・キャビンアテンダント大学での就職指導、講座・講演、企業社員研修など実績多数。 ECCエアライン学院　コーディネーター，チーフトレーナー

ECCエアライン学院ではどんなことが学べるの？コースについても知りたい！

まず、エアライン学院とはどのような学院なのかを分かりやすく教えてください。

総合教育・生涯学習機関の(株)ECCが1984年に「ECCスチュワーデス学院」（当時）として開設。現在はエアライン業界への就職に向けて、グランドスタッフ、キャビンクルー、パイロット、総合職（事務系・技術系）の4職種の就職活動に応えるのがECCエアライン学院です。

どのようなコースを設けているのですか？

エアライン業界の上記職種に対応した「国内エアライン受験対策コース」「外資系エアライン受験対策コース」の本コースと、国内コース生対象の特別コース「パイロット集中コース」を設けております。

国内と外資系の2コースについてですが、「エアライン業界の4職種全てに対応」ということは希望職種別でコース分けはしないということですよね？その理由を教えてください。

受講生の選択肢の幅を広げるためです。第一志望が総合職だった受講生が途中でキャビンクルー志望に変わることも少なくありません。また、希望職種をひとつに絞れないことも多々あります。職種別コースにしないことでグランドスタッフ、キャビンクルー、パイロット、総合職と全ての職種を希望することが可能となり、実際複数職種にダブル、トリプル合格しています。

2つの本コース以外のレッスン体制について教えてください。

本コースが時間的に合わない方のための「プライベートレッスン」や、本コースをスタートさせる前に大学低学年からいち早く受講できる「面接準備レッスン」もご用意しています。社会人の方で時間の調整が難しい方や、留学で短期集中が必要な方も気軽にご相談ください。

エアライン学院の講師陣の特徴について教えてください。

エアライン学院の講師は、一部の英語専任講師を除いて全員がエアライン業界で活躍していた者です。国内と外資系ではサービスに対する概念が異なるため、「国内エアライン受験対策コース」は国内のエアラインに勤務していた経験のある講師を、「外資系エアライン受験対策コース」には外資系エアラインで活躍していた人材を講師として採用しています。

一社の中で複数の職種にチャレンジできます。各職種の応募条件を教えます！

職種別コースではないということはグランドスタッフ志望者とキャビンクルー志望者が肩を並べて学ぶことになりますよね。そもそも、この2職種について業務適性に違いはあるでしょうか。

まず、エアラインが求める人材についてですが、空港を担当するグランドスタッフと、機内を担当するキャビンクルーとの違いは「飛ぶ」か「飛ばない」かだけです。求められる人材は同じということです。しかし、業務適性は違います。

具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

グランドスタッフに必要なのは、ずらりと並ぶお客様に対応する「対応能力」。キャビンクルーに不可欠なのはどんなお客様にも笑顔で接する「接客能力」と「安全対応力」になります。ですから、業務適性は自分の思い込みで決めるものではなく、あくまでエアラインに決めていただくことなので、エアライン学院では職種併願受験を推奨しています。

職種併願受験とは、ひとりで複数の職種にチャレンジするということでしょうか。

おっしゃる通りです。応募条件をクリアすれば、グランドスタッフ、キャビンクルー、パイロット、総合職の4職種を併願受験することが可能です。

実際にはどれくらいの受講生が職種併願受験されるのでしょうか。

ほとんどの受講生が職種を併願して受験するのでダブル合格も珍しくありません。4年制大学の女子学生がパイロット、キャビンクルー、グランドスタッフにトリプル合格した実績もあります。

併願できるエアラインの数を教えてください。

国内エアラインの場合、エアライン23社と全国の空港ハンドリング会社が一斉に募集をかけるので、何社でも併願受験できます。さらに、受講生の希望があるなら、エアライン業界以外の職種にもどんどんトライするよう推奨しています。人生の中で重要な職業選択であり人生最大の就活チャンスです。そのチャンスを最大限、有効に活かしてほしいと考えています。

合格の鍵は「エントリーシート」にあるって本当？

いざ、エアライン業界へ就職活動となった場合の具体的な流れについて教えてください。

以前のエアライン業界では、接客業に向いていることを最優先して、面接を最初に行っていました。現在はまずエントリーシートによる書類選考、英語資格記入と、Webテストに受かってから面接に進むというステップになります。

ということは、エントリーシートの作成が大変重要になってきますよね？

その通りです。エントリーシートは定型の履歴書と異なり、企業側の設問に対し自分自身をしっかり伝える内容と文章力が不可欠です。そのためエアライン学院では、受講生個人のこれまでの経験と個性を把握した上で、「何を書くべきか」、「どう表現するのか」を担任講師が本人とトコトン話し合いながら完成させていきます。

講師一人で何名の受講生の指導にあたるのですか？

講師一人が担当する受講生数は、1クラス最大18名までとしています。就職活動の要となるエントリーシートの指導のためには一人一人の個性までを把握する必要があることと、採用試験のグループ面接に効果的な人数を考慮しています。

エントリーシートのほかには何が重要ですか？

３つあります。 ①英語力：Webテストに加えて、各エアラインが設けているTOEIC®スコアをクリアするなど高い英語力が必要となります。 ②社会情勢に敏感に：エアライン業界の動向の裏には社会情勢が影響しているため、社会情勢（時事ニュース）に敏感になることも必要です。一般教養で時事を学習します。 ③Webテストの数学・国語：一般教養授業で数学・国語を学習しますが、十分に点が取れる受講生には一般教養授業を科目別に免除するなど、成績に合ったカリキュラムを提案しています。

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大学などの勉強だけではエアラインに受からない？

エアラインスクールに通わずに、大学などの勉強だけでエアラインへの就活を勝ち取るのは難しいのでしょうか。

絶対に無理だとは思いませんが、面接での質問には各社で職種別の特色がありますし、TOEIC®スコアの取得や英語面接もあります。エアラインへの就職活動はある意味特殊なので独学では厳しいかもしれません。本校でも短大・四年制大学、あるいは仕事と両立させながら通っている方が多いです。

実際、両立は厳しくないのでしょうか。

ECCエアライン学院は毎月開講して、4月中旬頃のエントリーシート締め切りに合わせて計45回のレッスンを実施しています。45回を一年コース、週2回コース、週3回コースで受講でき、授業スタートは平日18：30からが一番多く、土・日と個々の事情に合わせた通学頻度を選べますので通いやすい環境だと思います。

努力してもTOEIC®スコアの伸びが悪いなど、受講生がつまずくこともあると思います。サポート体制はどのようにされていますか？

ECCの最大の強みは、50年以上にわたる英語教育機関であるということです。ECCには「TOEIC®L&R Test集中コース」もありますし、数あるコースの中から受講生それぞれの悩みに応じた英語コースを的確に提案することもできます。

エアライン業界出身のプロだからこその知識が就活に活きる！

講師は全員がエアライン業界で活躍していたプロフェッショナルということですが、採用基準は厳しいのでしょうか。

ストレートにお伝えすると、ECCほど講師の採用基準が厳しいエアラインスクールはないと自負しています。「名選手＝名コーチではない」という基本概念のもと、立派なキャリアを積んだ人材も講師として優れていないと採用はありません。

国内と外資系では、講師に求めることは異なるのでしょうか。

外資系は欧米・アジア・中東などグローバルに乗務します。お客様の機内持ち込み荷物を例とします。国内のエアラインでは女性キャビンクルーがお客様の重い荷物を収納していますが、外資系では原則、お客様自身で収納していただきます。そういった文化の違いからの習慣に熟知している外資系エアライン出身の講師ではないと、「外資系エアライン受験対策コース」は務まりません。

採用基準について具体的に教えてください。

3STEP選考です。書類で1st STEP選考。通過者は2nd STEPで筆記テストとデモレッスンを行い、通過者は3rd STEPでテキストを使用した実践研修に入ります。しかし、ここまで進んでも100%合格ではありません。

それはかなりの狭き門となりますね。

講師は受講生それぞれの人生の大きなターニングポイントに関わる重要な仕事です。輝くようなキャリアがあり、英語スキルに申し分がなくても、人柄にも優れていなければ受講生はこの人から学びたいとは思わないはずです。ECCエアライン学院では、この人なら受講生にとって確実に実りある指導ができ、良き先輩になれると認めた人材のみ、講師として採用しています。

関連リンク： ECCエアライン学院の卒業生インタービュー！

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合格者の受験情報でエアライン業界の就活情報をキャッチアップできる！

ほかのエアラインスクールと比較して、ECCエアライン学院の利点を教えてください。

毎年受講生が就職活動に大いに役立てているものに、エアライン別、職業別「合格者アンケート」と「受験レポート」があります。これまで送り出した合格者の実体験に基づく詳細な情報が記載されているので、受講生にとっては貴重な参考資料となっています。これはECCの他コースの生徒には閲覧できない、エアライン学院生だけの特典です。（注）先輩からの大切なエールです。一般公開はしておりません。

貴重なものを見せて頂きありがとうございます。先輩が後輩を応援する熱い気持ちが伝わってきますね。

メイクで使ったコスメブランドまで個人解説しているのを見た時は、頭が下がりました。受講生全員が「受験レポート」と「合格者アンケート」には助けられたので、「今度は自分が後輩を助ける」という気持ちが強いのです。別々のエアラインに就職してからも交流するクラスメイトが多いです。うれしい縦と横の繋がりが生まれています。

具体的な参考となりそうですね。

受講生にとってもそうですが、講師陣も指導の際の大きな参考になります。講師がどう努力しても「それだけは無理」なのが、就職試験を受けることです。ですが、このアンケートによって、現状を把握できるので、自分の現場体験と合わせて欲しい人材まで分析でき人材育成に役立っています。

最後に、受講を検討中の方にメッセージをお願いします。

エアライン業界の変動は近年目を見張るものがあり、それに伴う採用基準は時代ごとで大きく変わるので「こうすれば受かります」とは言えないのが現状です。しかし、長きにわたり空のプロフェッショナルを育て続けてきた実績から、「これをしなければ落ちます」という指導ができるのがECCエアライン学院です。エアライン業界で活躍したいという夢を持っているあなたにとって、ECCエアライン学院は近道となります。一人で悩まずに、どうぞ扉をたたいてみてください。

関連リンク：国内・外資系エアラインへの過去の合格実績！

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本日はありがとうございました。フォリラン編集部では今後も、ECC独自の教材やカリキュラム、コースを徹底調査していきます！

※2019年8月10日取材