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インバウンド需要の拡大で求められる英語とは?接客で役立つ英会話フレーズも解説

インバウンド需要の拡大により、接客業を中心にますます英語が求められるようになりました。
外国人のお客さまが来店したものの、英語が出てこなくてあたふたしてしまったことがある人も多いのではないでしょうか。
外国人のお客さまを接客することになっても、普段から準備さえしておけば何も焦る必要はありません。
今回はインバウンド需要で求められる英語と、インバウンド接客で役立つフレーズについて紹介していきます。
特に接客の仕事をしている人は必見です。
インバウンド需要の拡大で、英語は重要なツールとなる
インバウンド接客において英語が重要となる背景

JNTO(日本政府観光局)が発表した統計によると、2018年に観光で日本を訪れた外国人は約3,119万人でした。
また2020年には東京オリンピックも開催されますので、今後インバウンド需要はさらに拡大していく見込みです。
特に接客業においては、これまで英語を使ってこなかったという人も、ある日突然、英語が必要になる可能性があります。
実際多くの飲食チェーン店においても、外国人客の来店を見込んで英語メニューを用意しています。
たとえアルバイトだったとしても、日本語がまったく通じない外国人客が来店したら、接客のために英語を話さなくてはなりません。
インバウンド需要の拡大で、英語はこれまで以上に重要なツールとなっていくでしょう。
インバウンド需要の拡大で求められる英語とは
相手をもてなすための英語
接客業においては、お客さまに満足してもらうことが大切です。
相手が外国人だろうとそれは同じで、もてなしの気持ちを英語で伝える必要があります。
ここで言う「もてなすための英語」とは、相手の気持ちを酌んで対応するための英語です。
例えば、聞かれる前に「何かお探しですか?」と話し掛けるのも、相手をもてなすための英語と言えます。
相手をもてなすための英語を身に付けることで、外国人客が満足のいくサービスを提供できるようになります。
相手に説明をするための英語
接客をしていると、お客様に説明しなければいけないシチュエーションが多々あります。
特に相手が外国人である場合は、日本人以上に分からないことがたくさんあるはずです。
具体的に求められる英語としては、レストランであれば料理の説明、販売店であれば商品を説明するための英語力です。
インバウンド接客において、自分のお店のものを英語で説明する力は必須とも言えます。
困っている相手を助けるための英語
日本を訪れ、異なる文化や見知らぬ土地に戸惑う外国人は多いはず。
そんな外国人に対し、何に困っているのかを見抜き、手助けしてあげるための英語がインバウンド接客では求められます。
特に飲食店においては、注文の仕方や料理の食べ方などで戸惑う外国人客は非常に多いでしょう。
相手の困っている気持ちを察して、拙い英語でもよいのでサポートしてあげることが大切です。
【シーン別】インバウンド接客で役立つ英語フレーズ
レストランにおける接客で役立つ英語フレーズ

まずはレストランにおける接客で役立つフレーズについてみていきましょう。
販売店における接客で役立つ英語フレーズ
続いては販売店における接客で役立つフレーズについてみていきましょう。
イベント会場における接客で役立つフレーズ
続いてはコンサートやスポーツなどのイベント会場における接客で役立つフレーズについてみていきましょう。
インバウンド接客におけるコツや注意点
常に笑顔で、相手の目を見て話す
笑顔は人に安心感を与える効果があります。
また、海外では相手の目を見て話す習慣がある国も多いので、接客の際は目を見て笑顔で話しかけることが大切です。
接客業の基本中の基本でもありますが、インバウンド接客においてはより意識するようにしましょう。
拙い英語でも、大事なポイントはきちんと伝える
インバウンド接客で使う英語は、必ずしも流暢である必要はありません。
もちろん流暢なのに越したことはありませんが、たとえ拙い英語でも、大事なポイントさえ伝われば接客は成り立ちます。
料理の食べ方や商品の値段などはできるだけきちんと相手に伝えてあげましょう。
不安な場合は、ジェスチャーを交えても構いません。
大事なポイントさえ伝わっていれば、外国人客も安心できます。
英語で書かれたメニューや商品説明を用意しておく
外国人客が見込まれるお店であれば、英語で書かれたメニューや商品説明を事前に用意しておくのも効果的です。
英語の説明文があるだけで、外国人客は安心できるのはもちろん、接客する側としても説明がスムーズになります。
簡単なものでもよいので、時間があるときに準備・作成しておきましょう。