KNOW
昆虫を英語でなんて言う?いろいろな昆虫の英語名や英語例文も紹介!

カブトムシやモンシロチョウをはじめ、昆虫好きの子どもは多いのではないでしょうか。
今回はそんな昆虫にスポットを当てます。
昆虫の英語名はもちろん、名前の由来や生態、豆知識などを、英語の例文を交えながらご紹介します。
子どもと楽しみながら、昆虫の英語名や特徴について覚えていきましょう!
昆虫って英語でなんて言う?
昆虫の定義

「昆虫」は英語でなんと言うのでしょうか?
答えは“insect”です。
語源は「分割されたもの」「体に切れ目(節)があるもの」を意味するラテン語“insectum”からきています。
たしかに昆虫をよく見ると、体が節ごとに分かれていますよね。
そんな昆虫の特徴を、子どもに英語で説明してみましょう。
一方、アメリカ英語では小さな昆虫を“bug”ということもあります。
こちらの語源は「悪霊」に由来するといわれており、小さな昆虫のほかにも、ばい菌やウイルス、コンピュータープログラムの欠陥や間違いなどの意味でも用いられています。
併せて子どもに教えてみてはいかがでしょうか。
子どもに人気の昆虫を紹介
カブトムシを英語で説明!例文もあり

では、さっそく人気の昆虫についての英語を紹介しましょう。
まずは子どもに特に人気の高いカブトムシです。
カブトムシは英語で“beetle”や“rhinoceros beetle”といいます。
“beetle”は硬い外骨格でおおわれた甲虫の仲間全般をいい、“rhinoceros”は動物の「サイ」を意味しています。
ツノを持ち大型で、表面(外骨格や皮膚)が硬いところは、カブトムシもサイも似ていますよね。
そんな説明も添えてあげれば、子どもも覚えやすそうです。
ちなみにカブトムシの仲間は世界に1000種類ほどいるといわれ、日本に生息しているおなじみのカブトムシは、“Japanese rhinoceros beetle”ともいいます。
チョウを英語で説明!
次は華やかなチョウ(蝶)について紹介しましょう。
チョウは英語で“butterfly”です。
代表的なチョウといえば、「モンシロチョウ」や「アゲハチョウ」を思い浮かべる子どもが多いのではないでしょうか。
前者は“cabbage butterfly”“cabbage white”、後者は“swallowtail butterfly”“swallowtail”と英語でいいます。
モンシロチョウの名前の由来は、幼虫がキャベツ“cabbage”を好んで食べることからだといわれています。
一方、アゲハチョウ“swallowtail”はどうでしょうか。
“swallow”は「ツバメ」、“tail”は「尾」という意味です。
アゲハチョウの後ろ羽は、ツバメの尾のように、2つに分かれて伸びている種類が多いからだといわれています。
ツバメとアゲハチョウの写真を見せながら説明すれば、子どもの理解がより深まりそうですね。
バッタを英語でなんて言う?
続いて紹介するのはバッタです。
バッタは英語で“grasshopper”といいます。
“grass”は「草」や「草原」、“hopper”は「ぴょんぴょん跳ねるもの」という意味です。
まさにバッタらしい名前ですよね。
なお、バッタの仲間のキリギリスも“grasshopper”といいます。
イソップ童話の「アリとキリギリス」は英語名で“The Ant and the Grasshopper”です。
昆虫の英語名を一覧で紹介
さまざまな昆虫の英語名を紹介
ここではカブトムシやチョウ、バッタ以外のさまざまな昆虫の英語名をリストにしました。
例文と併せて、子どもと一緒にチェックをしてみてください。
アリ:ant
カ(蚊):mosquito
カゲロウ:mayfly
ガ(蛾):moth
カマキリ:[praying] mantis
カミキリムシ:longhorn/longicorn/[long-horned] beetle
シロアリ:termite
スズメバチ:wasp/hornet
クワガタムシ:stag beetle
コオロギ:cricket
ゴキブリ:cockroach
セミ:cicada
テントウムシ:ladybug(米)/ladybird(英)
トンボ:dragonfly
ハエ:fly
ナナフシ:walking stick
ハサミムシ:earwig
ミツバチ:bee/honeybee
ホタル:firefly
昆虫の成長についての英語表現
完全変態と不完全変態とは?
さまざまな昆虫の英語名を紹介しましたが、子どもにもっと興味を持ってもらうため、昆虫の成長について紹介しましょう。
昆虫は幼虫“larva”から成虫“adult”へと成長するにあたって、形や状態が変わります。
このことを「変態」“metamorphosis”といいます。
“metamorphosis”の語源は、ラテン語やギリシャ語の「変わる」を意味する“meta”と、「形」を意味する“morphe”からといわれています。
「変態」のなかでも、さなぎ(蛹)“pupa”を経て大きく変化することを「完全変態」“complete metamorphosis”、さなぎにならずに成長することを「不完全変態」“incomplete metamorphosis”といいます。
では、英語でも説明をしてみましょう。