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ビジネス英語で「いかがでしょうか?」をメールでどう伝える?

ビジネス英語で「いかがでしょうか?」と確認するメールは、海外の取引先と仕事をすると頻繁に出てくる表現です。
頼んだ仕事が順調に進んでいるかどうか、相手から連絡がないと気になりますね。
特に期日が迫っている場合、「どうなっているのだろう?」と不安になります。
こちらから「いかがでしょうか」と進捗(しんちょく)確認のメールを送る際のフレーズをご紹介します。
関連記事:ビジネス英語で「お久しぶりです」「ご無沙汰しております」のメールはどう表現する?
ビジネスでは進捗管理は欠かせない業務のひとつ
進捗状況を表す単語は"progress"
ビジネスを行う上で、進捗管理は欠かせない業務のひとつです。
仕事の進み具合などを確認するメールを送る機会は少なくないので、フレーズを覚えて活用しましょう。
進捗状況を英語で表現すると"progress"です。
"progress"は経過や進行を意味するため、状況を表す"status"と組み合わせて、"progress status"「進捗状況」と表現することもあります。
また「現在の」という意味の"current"と合わせて、"current status"で「現在の状況」と表現したり、"status"と同じ意味を持つ"situation"を使った"current situation"といった表現もあります。
メールでのやり取りの場合、件名は見ただけで内容がわかるものが好ましいので、プロジェクト名などを入れて次のような件名にすると良いでしょう。
進捗状況を確認するフレーズを紹介
「~をお知らせください」

「~をお知らせください」を表すフレーズとして"Please tell me ~"、"Please let me know ~"があります。
この2つは命令形の"tell me"、"let me know"「私に知らせて」に"please"を付けて「~してください」と丁寧な表現にしたものです。
「お願いします」を意味する"please"が付いていますが、命令形の要素を含んでいるので「~していただけますか」とおうかがいをするのではなく、「~してください」と強くお願いするニュアンスで伝わります。
"tell me ~"は直接的でやや強い要求という印象です。
"let me know ~"は"tell me"よりもやわらかい印象で、ビジネスシーンではよく用いられます。また、updateという動詞もよく使われます。
「○○の状況はいかがですか?」
"How is ○○ going?"「〇〇の状況はいかがですか?」は日常会話にもよく使うフレーズです。
〇〇の部分に"things"を入れた、"How are things going?"「調子はどうですか?」といった意味があり、"Hi, how are things going?"は「やあ、最近どう?」とあいさつで使われています。
ビジネスシーンでは、〇〇にプロジェクトの名前、あるいは"task"などを入れて進捗状況を確認するフレーズとして使うことができます。
"How is 〇〇 coming along?"のフレーズも同様に「どれだけ進んでいますか」と進捗状況を聞く表現です。
"come along"は「やって来る」「一緒に来る」という意味のほか、「進行する」「はかどる」という意味があります。
「~について知りたい」
「~について知りたい」というときは、"I would like to know ~"のフレーズを使います。
難しい仕事をお願いして対応してもらっている場合、早いタイミングで進捗を聞きたい場合。
進捗確認をするにあたり「心苦しい」といったニュアンスを伝える場合は"appreciate"「感謝する」の意味を持つ単語を使ったフレーズ "I would appreciate ~"「~していただけると幸いです」と使うと良いでしょう。
「~していただけますか?」
"Could you ~"「~していただけますか?」も"I would appreciate ~"と同じように丁寧な印象で相手に伝えることができます。
「計画通り、予定通りに」

進捗状況の連絡がないと、一番気になるのは、当初の計画通りに進んでいるかどうかですね。
納期に間に合わないと、こちらのスケジュール調整も必要になります。
「計画通り、予定通りに進んでいますか?」と聞く場合は、"as planned"「計画通りに」、"on schedule"「予定通りに」といった意味を持つフレーズを使ってみましょう。