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ビジネス英語で「ご確認ください」をメールでどう表現すればいい?

ビジネスシーンでは、上司や取引先に確認をお願いすることがあります。
ビジネス英語で確認を意味する単語でよく使われるのは"check"と"confirm"です。
それぞれの単語が持つ意味や表現をご紹介します。
英語で確認を表す言葉
"check"と"confirm"の違い
ビジネスシーンでは確認を意味する言葉として"check"、"confirm"がよく使われています。
"Could you check the document?"
"Could you confirm the document?"
上の2つの文章はどちらも「資料を確認していただけますか?」という意味です。
状況に合わせて使い分けるようにしましょう。
"check"と"confirm"の違いは、「重要度のレベル」と「どこまでお願いされているか」がポイントです。
一度、目を通して問題がないかを確認してほしいときは"Could you check the document?"、内容について詳細に確認して承認してほしい、最終確認をしてほしいという場合は"Could you confirm the document?"を使うイメージです。
"confirm"は"check"よりも、内容について注意深く確認するといった意味があるということをふまえて、それぞれの単語の意味や使い方についてみていきましょう。
"check"と"confirm"の使い方について
軽めのお願いの"check"
"check"には「正しいかどうかを調べる」の意味の他に「照合する」「点検する」などの意味があり、「見て確認する」と軽めの確認に使うことができます。
例えば"Can we meet this Wednesday?"「今週の水曜日にお会いできますか?」と聞かれたときに"Let me check my schedule."「スケジュールを確認してみます」と答えたり、会社の同僚などに"Please check my calculations."「私の計算を確認してくれる?」と確認依頼をするときに使うことができます。
日本語でも「チェックして」と頼むことがあるので、意味は分かりやすいと思います。
お墨付きをもらいたいときは"confirm"

"confirm"は、"reservation"「予約」や"appointment"「アポイント」などが正しく、確実であるかどうかを確認するときや、ビジネスでの合意内容や解釈などについて間違いないかどうか念を押して確認するときに用いられる表現です。
また、確認の重要度が高い"confirm"と「~したい」の丁寧な表現の"I would like to ~"を組み合わせて下記のようにスケジュールや予定の確認に使うことができます。
上記のように"confirm"は「確かめる」「間違いのないことを裏付ける」という意味があり、間違いがないかを明らかにするニュアンスがあります。
"check"よりも重要度が高いイメージで「(最終)確認する」「(取引などを)確定する」といった意味で使われることもあります。
メールで「ご確認ください」という場合
"Could you ~"の表現で丁寧に
日本語で目上の人や取引先に送るメールは「ご確認のほどよろしくお願いします」といった一文を添えます。
他に「お目通しください」「ご一読ください」「ご査収ください」といった表現もあります。
ビジネスメールで丁寧な表現をしたいとき"Could you ~"を使います。
目上の人や社外の人には
"please"を使うとより丁寧な表現になりますが、"please"の位置に気を付けましょう。
"Could you check this, please?"と最後に付けると「ご確認いただけますでしょうか?よろしくお願いします」といったニュアンスで伝えることができます。
"Could you please confirm this?"は「ご確認いただけないでしょうか?」といった意味で、"Could you please ~"は「~していただけませんか?」と催促を含むニュアンスがあります。
添付ファイルの確認をお願いするときの表現は

メールでは添付している資料の確認をお願いすることが多いので、下記のような表現を覚えておくと便利です。
また、ファイルが添付されていることを伝えたい場合は"check"の他 "see"や"find"を使うこともできます。
内容をよく読んで最終確認をお願いするときは
また、確認を促すメールには、「不明点などについてお問い合わせください」「ファイルを見ることができない場合はお知らせください」という文章を添えておくのもオススメです。