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英語で開かれた意外な人生

vol.3
大阪日日新聞 -澪標-
英語で開かれた意外な人生

ECC総合教育研究所の教材作成担当者である松本のコラムが、大阪日日新聞に掲載されました。松本の教材にかける思いや、ECCの教育理念、実際に学習されている生徒の方々のエピソードなどについても触れています。

私が、ECC外語学院で勤務をしていたころ、生徒さんの英語力の伸びを感じることが喜びだった。生徒さんは「海外旅行を楽しみたい」「受験で成功したい」「英語で論文を書けるようになりたい」「1カ月後に海外転勤に行く」など、それぞれの目標を掲げて英語学習をスタートされる。ECC外語学院では年に2回程度、生徒さんとのカウンセリングがある。目標に近づき、夢をかなえていく方々と一緒に歩んでいるようで、そのカウンセリングはとても楽しい行事だった。

そして時に、ご自身の思いもしなかった方向へ世界を広げていかれる方もいた。私が実際に出会った人たちのなかで、英語を学ぶことで思いもしなかった方向に人生が展開された例を、いくつかご紹介したいと思う。

まず、会社員のKさん(女性)。

お仕事内容は全く英語と関係がなく、英語を学び始めたのも教養のためだった。具体的にどのように英語を使うかまではイメージしないまま学習をスタート。ご本人いわく「英語の勉強は性に合っていた」らしく、とても速いスピードで進級していかれた。レベルアップしていくことが面白く、英語を使いたくなった。「定年後はシニアボランティア活動をしに、海外に行く」ことが、彼女の今の目標となっている。

そして、医師のDさん(男性)。

英語をスタートされたきっかけは、学会発表のためだった。近年、日本国内での学会であっても、英語で行われる部分が少しずつ増えてきたことに危機感を感じられ、忙しい仕事の合間を縫って、英語を学ばれる決断をされた。

そんなDさんは、英語を学ぶうちに「家族で海外旅行に行きたい」と思うようになられた。Dさんは医師という職業柄、なかなか長期の休みを取るのが難しく、これまでは家族で旅行などできていなかった。Dさんの提案に、奥さまはとても喜ばれたそうだ。Dさんのご家庭は、Dさんの英語を始めたことがきっかけで、家族一緒に過ごせる時間が増えたのだ。

派遣社員のSさん(女性)。

職場にいる外国人と話をしたいと思いECCへ。しかし仕事では外国人と英語を使うこともなく、結局あいさつくらいしかしない。このまま英語を続けるかどうか迷っていた時、もともとの趣味であるクレイアートを極めたい気持ちが高まっておられた。

Sさんはクレイアートの世界をもっと研究してみたいと考え、海外のウェブサイトや本を読み、時には海外の展示会にも出かけられるようになった。その結果、やはり英語は必要だと思い、引き続き勉強を継続することに。

英語が使えれば、まちがいなく世界が広がる。「英語は好きじゃないし必要じゃない」という方も、「もし自分が英語を使えたら、どう世界が広がるだろう」とぜひ一度、考えてみていただきたい。そして、英語を使って、ご自身の世界を広げてほしい。

大阪日日新聞 2017年7月14日 掲載

※関連記事:「ことば」は、何のためにあるのだろう
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