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ビジネスメールで使える英語の略語表現。“TBA”や“ETA”、“FYI”など!

英語には数多くの略語表現があり、ビジネスメールでも使われています。
長いフレーズを短く略すことで簡潔な表現ができるほか、入力などの手間も省くことができます。
"TBA"や"ETA"、"FYI"などビジネスメールでよく使われている略語の意味や使い方をご紹介します。
英語の略語が活用されている場面は?
SNSやチャットでは略語が大活躍
SNSへの投稿やコメントで、"OMG"や"LOL"、"BFN"といった略語を目にしたことがある人も多いかもしれません。
"OMG"は"oh my god"「何てこと!」、"LOL"は" laughing out loud"「大声で笑う」、"BFN"は"bye for now"「じゃあね」の略語で、SNSやチャットなどでよく使われています。
略語は入力の手間を省けるのが魅力で、SNSやチャットなどでコメントのやり取りをスピーディーに進めることができます。
このように、素早く簡潔にメッセージを作成することができる略語は、ビジネスメールでも使われています。
ビジネスメールでも使える略語を覚えておくと、メールを作成するときに使えるのはもちろん、メールを受け取ったときに「これ、どういう意味だろう?」と調べる手間を省くことができます。
ただ、ビジネスメールでは送る相手との関係性、メールの内容に気を付けて適切に使う必要があります。
ビジネスメールで使える略語をご紹介
スケジュールに関する略語

ビジネスでは、会議やアポイントメントなどスケジュールを連絡する場面は多いでしょう。
「会議をすることは決定しているものの、日程や時間はまだ決まっていない」「製品のセールス方法は現時点では未確定。今後決定する予定」など、「決まっていないことがあるけれど、お知らせしておきたい」といった場合に使える略語が"TBA(to be announced)"「追ってお知らせします」や"TBD(to be determined)"「今後、決定する予定です」です。
来社の約束や製品を受け取る予定がある場合など、到着時間を確認するときに使われている略語は"ETA(estimated time of arrival)"「到着予定時刻」です。
アポイントメントやミーティングなどのスケジュールを組むために、相手に予定を聞かれたときなどに"JTLYK(just to let you know)"「取り急ぎお知らせします」といった略語が使われています。
自分の意見を述べるときに使われる略語
「私の考えでは」「私見ですが」など、自分の意見を述べるときに使える略語もあります。
"IMO(in my opinion)"「私の意見では」
"IMO"よりも、謙虚な気持ちで自分の意見を伝えたい場合は「自分の意見を言わせていただくと」といった意味を持つ"IMHO(in my humble opinion)"を使うことができます。
"humble" には「控えめな」「謙虚な」といった意味があります。
ほかに、"IMPOV (in my point of view)"「私の見解です」という略語もあります。
"POV"は「~の観点から」といった意味もあり、自分の意見を述べるとき以外にも使うことができます。
話題を変えたり言い換えたりするときに使う略語
「ところで」と話題を変えるとき、英語では"by the way"と表現します。
略語の"BTW"は、ビジネスメールでもよく使われています。
また、"OTOH(on the other hand)"「一方で」「~に反して」と対比的、あるいは相反的な表現をするときに使える略語もあります。
"IOW(in other words)"「つまり」「別の言葉で言うと」と、表現を言い換えるときに使える略語もあります。
そのほかビジネスメールでよく使われる略語

"FYI"、"HTH"、"NRN"、"RSVP"など、ビジネスメールでよく目にする略語をご紹介します。
"FYI(for your information)"「ご参考までに」「ちなみに」
"HTH(hope this helps)"「お役に立てれば幸いです」
"NRN(no reply necessary)"(返信不要)
"RSVP(repondez s'il vous plait)"「お返事をお願いします」
※フランス語が語源の略語。
"TNT(till next time)"「また会いましょう」
ほかにも、"TYIA(thank you in advance)"「よろしくお願いします」や"TAFN(that's all for now)"「今のところこれで全部です」といった略語もあります。
"TYIA"は、メールの最後に"TYIA Ken"「よろしくお願いします。ケン」と結びの言葉として使うことができます。
"TAFN"は、報告や質問事項をいくつか書いたときなどに「今の段階では以上です」といった意味で使うことができます。