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英語での敬語表現!「教えてください」など依頼する場合の英語表現を紹介します。

人に何か頼み事をするとき、言い方には気をつけたいものです。
特にビジネスの世界では、業務に関する依頼はよくあることで、言い方一つで相手が受ける印象が変わったり、ビジネスの成功や失敗にも関わってくることがあります。
何かお願いをするときに丁寧な言葉遣いができればお互いに気持ちよく働くことができますし、目上の人に質問をするときにも使えます。
今回は、ビジネスシーンなど敬語を使う場面で何かを依頼したり、質問をするときに使える英語表現を紹介していきます。
英語には敬語があるの?
丁寧に依頼したい時に使えるフレーズ

英語の、常語と敬語はどのように違うのでしょうか。
ビジネスシーンなどのフォーマルな場面では敬語を使うことが基本です。
日本語でも質問や依頼をするときは丁寧な表現を使うのがマナーであるように、英語でも礼儀正しい依頼の仕方を覚えておくことが重要です。
よく使うビジネスシーンでの依頼を例に、丁寧に依頼をする場合のフレーズを見ていきましょう。
"please"の使い方
お願い事をするときの英語表現の代表格が"please"です。
敬語ではないですが、指示や命令を柔らかい印象で伝えることができます。
日本語でも自然に「〜してください」という言葉が文中に出てくるように、英文のあらゆる箇所に入れることができるとても使いやすい表現といえます。
"Can you 〜?"を使った依頼
「〜してください」と依頼するのではなく、「〜できますか」と問いかけることでワンクッション置いたやわらかい表現ができます。
"Would you 〜?"や"Could you 〜?"を使った依頼
"Can you 〜?"を"Would you 〜?"や"Could you 〜?"に置き換えることで、さらに丁寧な表現になります。
より丁寧な依頼フレーズ
より丁寧にお願い事をしたい場合は、以下のような表現を使うこともできます。
"Would you mind if 〜?"は、「〜していただけますか?」という依頼の表現です。
先方にとって迷惑にならないかを確認しながらお願いする表現です。
遠回しに聞こえますが、英語では話し言葉でも書き言葉でも使われることが多いフレーズの一つです。
「教えてください」の英語表現
"tell me" 教える

"let me know" 知らせる
"know"は「知る」ですが、"let"と併せて使うことで、"let (someone) know"「(誰かに)知らせる」という意味になります。
"inform" 伝える、教える
"inform"は、"tell"(教える)や"let (someone) know"「(人に)知らせる」に比べるとよりフォーマルに聞こえる表現です。
情報などを「伝える」というニュアンスで、仕事に必要なお知らせや連絡事項などを教えてほしいときに使うことができます。
依頼、お願いをする英単語"ask"
"ask"を使ったフレーズ
「質問」に該当する"question"は、"ask"(聞く)という動詞とセットで使われることが一般的です。
この"ask"を使って丁寧に依頼をしてみましょう。
要望など"ask"より丁寧な英単語"request"
"request"を使ったフレーズ
依頼事項が取引に関わる重大な要望であるため、"ask"よりさらに丁寧な表現を使ってお願いしたい場合は、"request"を使うのがオススメです。
アドバイスなどを求める英単語"seek"
"seek"を使ったフレーズ
相手の意見やアドバイスなどを求めるときは、"seek"(探す)を使います。
もちろん、承認や依頼をする場合にも使えるとても丁寧な表現です。
知的な作業・作品などを依頼するときの英単語"commission"
"commission"を使ったフレーズ
最後に、技術者や芸術家など専門家に対して知見や技術などを使った知的な作業・作品などを依頼するときに使う"commission"についてご説明します。
"commission"とは"commit"(委託する・積極的に関わる)という意味の言葉に由来しています。
つまり、専門家に仕事を依頼すると引き換えに満足のいく成果物が期待できる場合に使われます。
日常会話ではほとんど使うことはありませんが、専門的な仕事を取り扱うビジネスシーンでは業務委託をしたり発注するときに非常に有効な表現です。